📝 体験提供レポート|「KYOTO PLAYROOM」にてプレゼン・MRアート体験を実施しました

「KYOTO PLAYROOM」でプレゼン+展示しました – MRアート体験ブースの様子をご紹介

2025年5月9日(金)ホテル アンテルーム 京都にて開催された「KYOTO PLAYROOM」に、tanPebbleはプレゼンテーションと複合現実(MR)アート体験の提供を行いました。

プレゼンテーションの内容

今回は、tanPebbleが開発するMRジグソーパズル「ヘイローパズル(Halo Puzzles)」についてご紹介しました。プロモーション動画と実演を交えた構成で、約8分間のプレゼンテーションを実施し、その後2分間の質疑応答の時間をいただきました。

当初は「話すことは少ないかもしれない」と思っていたのですが、いざ始めてみると、作品の背景や体験の工夫など、補足したいことが次々と浮かび、気がつけば説明4分+実演4分で、ちょうどよい時間配分となりました。自然な流れで紹介できたことで、参加者の皆さまにもスムーズに伝わったのではないかと思います。

体験ブースで提供した内容

今回は、「ヘイローパズル(Halo Puzzles)」に特化した展示構成としました。

参加者は、MR空間上に円形に配置されたアートピースを操作し、美術作品を“組み立てる”ようにジグソーパズルを体験いただけます。

使用するアート作品は、美術館で所蔵される作品から選んでいただける形式としました。

当日の様子と振り返り

会場は想定よりも広く、数十名規模の参加者が集まっており、大変活気のある雰囲気でした。プレゼンテーション設備も整っており、スタッフの方々のサポートも非常に手厚く感じました。

今回のプレゼンターは3名で、私のほかには、台湾のゲームイベントへの出展を報告された方(企業との連携による出展)、そして、Steamで高評価を獲得しているインディーゲームを制作されているチームの方がいらっしゃいました。お二人とも、企業連携やチーム体制がしっかりしており駆け出しの個人開発者としてプレゼンする自分にとっては、少し恐縮しました。

しかし、実際にプレゼンを行ってみると、参加者の皆さまから「おー」といった反応や、熱心に聞いてくださる姿が緊張の中でも伝わってきて、大きな励みとなりました。気を使ってくださった部分もあるかもしれませんが、それでもゲーム好きや開発者の皆さまから見ても可能性を感じていただける作品なのではという手応えを得ることができました。

プレゼン終了後には、思っていた以上に多くの方から声をかけていただき、ゲームアプリに関心を寄せていただけたことは大変ありがたく思っていますゲーム開発者同士で話し合う機会は初めてでしたが、皆さんそれぞれ開発されたゲームをお持ちで開発者ならではの視点で語り合えたことはとても貴重な経験でした。さらに、開発者以外にもゲーム関連の仕事に携わる方が多く利用者とは異なる視点でのやり取りが生まれ、実りある交流の場となりました。

参加者の中には、ゲーム開発関係者や出版関係者など、多様なバックグラウンドの方々がいらっしゃり、本イベントが「クリエイター育成の支援助成事業」であることを実感する機会ともなりました。

ゲームをじっくり体験していただける時間は限られてしまいましたが、6名ほどの方に実際にプレイしていただき、対象とする客層に応じた操作方法の調整など、今後に活かせる貴重なフィードバックを得ることができました。

画像:Shepherd with Sheep (1900–1945), by Cornelis Albert van Assendelft (CC0)
出典:Rijksmuseum
収集:Rijksmuseum, Amsterdam

最後に

今回の「KYOTO PLAYROOM」への参加は、ゲーム好き・関係者の皆様にMRアート体験を広く知っていただく貴重な機会となりました。今後も、展示活動を通してより多くの方に本体験をお届けできればと思います。

ご興味をお持ちのアーティストの方や、展示をご検討中の主催者の皆さまは、どうぞお気軽にご連絡ください。

※本記事・SNSの写真(プレイ中の様子)は、ご本人様の許可を得て、もしくはCC0の画像を利用して掲載しています。

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